BPからお借りしたSATRI AMP-KUMAMOTOの改良版を聞いています。
セッティングは昨日と同じ。書き忘れたけれど、MBチューナーとアンプをつなぐピンケーブルはこちらも近くの電気屋で買えるJVCの廉価もの。アンプの電源ケーブルだけはアキュフェーズのアンプ用の太いもの。
さて、いっつもMBチューナとだけ言っているので、機種名とからおせ~ろってと音もだちから連絡があったので、あらためでご紹介。
これっ!
MDT-5CSがあたしの使っているチューナー。これは24ビットまで対応するすぐれもの。MBチューナーにはもうひとつ上のクラスと、エントリークラスのチューナーがあるのだけど、これはミドルクラスという位置づけかなあ。それでも、デジタルアウトが同軸2系統、光とありオーディオ的機能は十分で、アナログアウトの音も実に良い。
ということで、昨晩はまずSPケーブルをかえてみることにしました。
インターホン用の極細電線だって、ちっとも悪くないけれど、もちょっと太いものにしたらどうかということで、こちらもホームセンターでSP用ケーブルとして売ってあった5メートル600円程度のもの。
だけど、見てほしいのは、インターホン電線と比べると3倍ぐらい太いし、こちらは単線ではなくて細い銅線を寄ってあるもの。まあ、たぶん普通の電源ケーブルだと思うのだけど。LRとも5メートル長で使います。
さて、このアンプ注意してほしいのは、SATRI回路という特殊なサーキットを使っているので、電源を入れてすぐには音が出ない。むしろ、投入直後はちょっとノイズが出るときがありますが、心配しないで(笑)、1分ぐらいたつと、サーキットが落ち着いて、すべてのノイズは無くなり、音楽信号が再生されますからね。しかし、アンプの実力が全開になるには1時間ぐらいかかりますね。ですので、音楽を聞く、1時間ぐらい前に電源を入れておくとベスト。
さて、昨晩は、BSで円谷英二監督の特集をやっていて、思わず最後まで見ちまったぢゃないか! ということで、鈴木裕さんの「オーディオって音楽だ!」を聞き逃しまして、ぢゃアーカイブから聞くか~と聞いてましたら、途中で爆睡、、
気が付いたら、ジャズボーカルフォーオーディオファイルをやってるぢゃないか!?
こんな曲がかかっていたのだけど:
Our Love Is Here To Stay | Halie Loren | VICTOR ENTERTAINMENT |
Spring Will Be A Little Late This Year | Penelope Sai | Penelope Sai324690 110537 |
Dearly Beloved | Cynthia Felton | Felton EntertainmentFE0004 |
Did I Just Say That | Barbra Lica | Do Right! JapanDR066CDDU |
Buonanotte amore mio | Valentina Gramazio | Jazzy RecordsJR0017 |
Hit That Jive, Jack | Halie Loren | VICTOR ENTERTAINMENT |
Snow Coloured Streets | Olivia Trummer | Contemplate MusicCMN14005 |
Estate | Nikoletta Szoke | Gats ProductionGFVS017A |
How Do You Keep The Music Playing? | Hilary Kole | VICTOR ENTERTAINMENTVICJ-61617 |
New York State Of Mind | Ann Burton | MuzakMZCF-1327 |
Round Midnight | Shelly Scown | Origin RecordingsOR025 |
Lover Man | たなかりか | PONY CANYONPCCY-50071 |
It's Going to Take Some Time | Nicki Parrott | Venus RecordsVHCD-1204 |
いやいやいや、ベースの出方が昨日は全く違いますよ! もちろんベースをブーストした録音なのかもしれないけれど、何曲か聞いても、低中音のエネルギーが半端ぢゃない! なんぢゃこれはとあたしはおどろいた! ケーブルをいわゆるふつ~のものにかえただけぢゃないですか!? にもかかわらずこの変わりようは!
低中音だけでなくて、このアンプは高域がものすごく美しいこと。SPケーブルを交換しただけで、高域のエネルギーも増して、しかも、澄きとおっている、、ボリュームをあげても歪感などは皆無、、
NS-10がぶんぶんうなっている、、う~ん一体なんぢゃこれは!? 昨日まで使っていたインターホーンの極細電線だって悪くないなあ~これでいいかあなんて思っていたけど、前言撤回! AMP-KUMAMOTOには、やはり、ある程度しっかりしたケーブルを使ってほしいです。いや、高額のものでなくて十分だから
ふつ~のもので、、
しかし、一方、ケーブルのグレードを上げたら上げただけ、受けてたちますけん!みたいな感じになるんだろうなあ、、あたしが愛用するインフラノイズのリベラメンテなんかを使ってみたら、一体どうなるんだろう! 近くやってみますね。
今の状態で聞いてみて、これは、あたしらみたく大金投じて、ピュアオーディオまでいっちゃった、すれっからしのオーディオ馬鹿一代でも十分に納得させる音質であると言えますね! いや、西野、それってBPに「すりより」のコメントぢゃないのって思われる方もいるかもしれませんが、、いやいやいや、この音聞いたら、もうこれでいいのかもって思います。
音の傾向をあたしの経験の中から言えば、この音はレヴィンソンの往年の名機ML‐2Lに似ておりますね。あの独特の高域の艶と、なんともしれない中音、そうして、豊かなで深いエネルギー。3年ほど前、一時ML-2Lを導入しようか迷ったことがあったけれど、あのとき魅了された、あの音に通じるものがあるように感じます。しかもあのときは、同じくレヴィンソンのLNP2(だったか)も併せて聞いたのだからねえ、、あのコンビの音を彷彿とさせるようなサウンドがこの小さなアンプから出るのだから、おどろきです(笑)。(そのときの過去記事がどこかにあるんだけどね)。
MBチューナー、SATRI AMP-KUMAMOTO、NS-10Mをふつ~のケーブルで接続したら、もうなんというか、、満足! こ~いうのをサブシステムとして置いちゃったら、たぶん、メインはあんまり聞かなくなるんぢゃないか、、