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Channel: 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2
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アンドレプレヴィンが亡くなった、、

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昨日、つらつらネットのニュース見ていたらアンドレ・プレヴィンさんが亡くなったことが報じられていました。1日のニュースだから、いかにあたしが世情にうといかってことなんですが、、そうかあ、プレヴィンさんが、、89才だったそうだから長生きだったということなんだろうけれど、、まだ、現役バリバリという感じだったので、ちょっと驚きました、、、

 

あたしは、結構好きだったんです。アンドレ・プレヴィン、、今年のはじめは、この盤を良く聞いてました。

 

これは音楽も音もとても良くて、ちょっと前にも記事にした盤、、

 

そして、この盤はシステムのサウンドチェック用で常用している盤。

クラッシックの指揮者と同時に抜群のテクニックを持つジャズピアノストでもあったプレヴィンのこの盤は、あたしのお気に入りです。録音もとても良い、、

 

ジャズピアニストからクラッシックの指揮者に転身して、もっともかっこよかったのが、やっぱり70年代ロンドン響の音楽監督をつとめた時期だと思いますけれど、その中でも、あたしがもっともぶっとんだのは、この盤、、

 

 

ウォルトンの交響曲1番。これは、実にすごい! リズムががちっと立っているし、なんというかスィング感、グルーブ感というのが、クラッシックでもこんなにでるんだと、いつ聞いても感心します。やっぱりジャズっていう基盤があっての演奏なのかなあと思うけれど、、一方、ラフマニノフとかチャイコフスキーとかでは、結構、ねっとり歌う演奏もあって、他のヨーロッパの指揮者とは違うなあと思いましたねえ、、とは言え、同じくアメリカ人で(ユダヤ人)でもバーンスタィンとはちょっと違った感じがありますね。それについては、また追って考察いたしましょう、、

 

で、結構プレイボーイだったみたいで、結婚歴数回、、晩年には、バイオリニストのアンネ・ゾフィ―・ムターと結婚したりして、しかも、彼女にささげる曲とかも作って、しかも彼女と一緒にCDも作ったりして、いやはや、もうそ~いう意味でもすごかったのだけど(笑)。

 

それでも、この盤は、結構良いです、、何回も聞いたなあ、、

 

プレヴィンさんは、作曲家でもあり、オペラとかも結構作っているのだけど、、曲想がいつも、何か遠いところを見てるというか、なにか遠くのものにあこがれで胸があつくなっているというか、、その対象は祖国であったり、女性であったり、なんかとおいとおいもの、、、永遠にとどかないもの、はかないもの・夢みたいなものへのあこがれの歌というか、そんな感じなのであって、あたしにはグッとくるのです、、

 

数年前には、N響の音楽監督もちょっと務められたのではなかったか、、その当時のN響の演奏は、ほとんど聞いてないのだけれど、、

 

CDだけじゃなくて、彼のLPも結構あるのでした、、また聞いてみよう、プレヴィン、、

しかし、また、さよならなんですね、、

 

そうだ、過去に彼について書いた記事をいくつかリブログしておきます、、

 

 

 

 


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