JBL4312BMKⅡとAMP-KUMAMOTOの抜群の相性に驚いたことは、昨日書いたけれど、そんなふうで新しい週になっても、相変わらずこのコンビでジャズ聞いております。
昨日は、この盤を聞いた。
秋吉敏子が91年、カーネギーホールで開催した演奏会のライブ録音であります。
だいぶ前に買っておいたのだけど、1、2回聞いただけでほったらかしにしていたのだけど、なぜかサブ部屋にあったのでした(笑)。
さて、聞きます、、
あ~やっぱりいいですね。4312とAMP-KUMMAOTOのコンビ、、この録音、ビッグバンドで和太鼓とか鼓とかも入っていて、しかもクラッシックの殿堂カーネギーホールでのコンサート録音ということで、音全体が割と遠目、、まあ奥行き感があるという言えばよいのかな。
でも、ソロになると、その楽器がクローズアップされます。バランスが良いので、ぶわ~っと音全体が前に出てくるという感じでなくて、ホールの中にすばやく広がっていく言う感じ、、あたしは好きだなこんな感じの録音。
アンプの音量は8時ぐらい、、なんで、音量的には中音量より下というところなんだけど、いや、音が良く聞こえます。エネルギー感も薄れません、、スピードも早いし、エネルギーも豊か、、4312がフルで鳴ってます、、
そうして、昨日聞いたときは感じられなかった、、なんというか独特の音のスィートな感じ、、SATRIアンプに共通するなんというか官能的な感じとでも言えばよいのか、、そ~いうちょっと艶のあるスィートネスが今日は感じられます、、
この間、音もだちと話をしてたら、西野さんはさ~、基本的にでか~いシステムは好みぢゃないんだね~、、小型、マックスでも中型のシステムで品良く鳴らすっていうのが好きなんだね~ と言われたのだけど、なるほどそうかもしれません。4350とかあ~いうでかいのはちょっと遠慮したいし、だいいち、置いておくスペースがないんだもの(笑)。
JBLでジャズを聞くっていうのは、やっぱり実に気分が良いもので、しかもAMP-KUMMAOTOで鳴らす4312は、ちょうどあたしの好みの音にしあがって、申し分ございません(笑)。もちろん、このコンビでも、ブイブイ鳴らそうと思えば、AMP-KUMMAOTOのボリュームを上げてあれば、そ~いうふうななり方はすると思うのだけど、でも、そうなると、あのスィートネスは感じられなくなるのではないかなあ、、
この間書いたジャズ批評3月号で、オーディオ大賞の選者であるオーディオ評論家の林正義先生(実は先生、拙宅に来られたことがある)が、今やこれだけけ録音技術が発達し楽器の微細な音や響が録音できる時代なのだから、これまでのようにジャズは大音量再生というよりは、むしろ、静かにそして微細にならすっていう方向に転換すべきではないか==と力説されている。
あたしは、林先生の意見に賛成です。実際あたしは、そんな聞き方をしているのだからね(笑)。
もうしばらくは、AMP-KUMMAOTOとJBL4312を、あたしのジャズシステムとしましょう、、