朝、職場でNHKのライブフィードを流していて、新元号が「令和」になったことを知りました。これからだんだんと慣れていくんだろうなあと思います、、、あったらしい時代になったのですねえ、
さて、平成最後の週末、あたしってば、相変わらずオディオをやっておりましたよっ!
実はメインシステムであるFALのスピーカーC-90EXWなのだけど、なんとなく音がにじむような感じがしたりして、ちょっと収まりの悪いかなあと感じていた訳です。
このSPは、バイワイヤ対応なのだけど、特にネットワークというものを使う訳でなく、素性の良いヨーロッパ製のコンデンサを使用しただけなので、スナーケーブルを使ったジャンパーケーブルを使っていたのだけど、ふと思いついて、バイワイヤにしたらどうだろうと思ったからたまらない、今変えよう、すぐ変えましょうということになりました。
で、ジャンパーケーブルを外して、手持ちのツィターケーブル接続用の極細ケーブルを使ってみることにしました。メインアンプEAR509MKⅡに接続して、バイワイヤ駆動してみます。
おお! 音質がぜんぜん変わりました。音のにじみがなくなって、フォーカスがあったような感じ、でも、このケーブルのもともとの特徴なのか、音はやわらかく、高域の出方はやや弱くなったけれど、ジャンパーケーブルよりも、バイワイヤの方が音的には好ましくなることが分かりました。
あたしが、きちんとわかってなかったのは、このスピーカシステムに使われているツィターについてなのでした。こトゥイーターは、FALのオリジナルでAMI(エアモーションツィター)っていうもので、他のトゥイターと特徴がだいぶ違うようなのです。
詳しくは→ http://www.fal.gr.jp/products/speaker_unit/amt_samt/
説明を読んでみると、あらら、これは、ある程度きちんとケアしないといけないことが分かりました。そういえば、同じくFALのスピーカーをお使いの酒仙坊大先輩も、このツィターは結構取り扱いに気を使うということで、別のトゥイターを使われているのではなかったか、、
うちで、今のところできることは、手持ちのケーブルをいくつか使って、音の変化を見ていくぐらいですねえ。ということで、オルトフォンの廉価ケーブルに交換してみることにしました。SPK-3800Qっていう銀コーティングのケーブルがあったので、こちらに交換してみます。
(赤いケーブルがそれ)
どうか?
ん~、さらに音が変わりましたね。先の極細ケーブルにくらべると、さらに音がしっかりしてきました。
響もはっきりしてきて、倍音もすごく良くでてきます。鳴らしこんでいくと、さらに音のフォーカスがあってきて、トゥイターで調整したことがある方なら、どなたも知っていられるとおり、低音の出方がおおきく変わってきました。このオルトフォンのケーブルに交換したことで、今までちょっと足りなかったなあと感じていた低中域が、実によく充実してきました。
ということで、トゥイター用のケーブルを交換しただけど、スピーカーシステム全体の音の様子が大きくかわりました。あたし的には、見違えるように良くなりました(笑)。
いやあ、このスピーカーこんなにいい音するんだあと見直しました。つまりは、このAMIトゥイターには十分手をかける必要があった訳です(笑)。
オルトフォンのケーブルでも十分な変わりようなのだけど、若干高域が固く、協調される感じがあります。あたし的にはもっとしなやかに、自然に鳴ってほしい。
平成最後の日曜日は、ここまで終わりました。
次のステップは、セオリーに従って、メインユニットと同じく、同グレードのインフラノイズのリベラメンテSPケーブルをAMIにも使ってみます、、
実は2階サブのスターリング用にリベラメンテSPケーブルを使っているのだけど、こちらをもってきて、AMIにつないで音の変化を見てみます。
「令和」発のオディオ活動は、これになりますねえ、、