中国からの黄砂がすごそうと昨夜の天気予報が盛んに煽り立てるので、かみさんがあせって明日は洗濯ができないとか、ガラスが汚れるとかでびびりまくっていたが、本日は朝から雨。黄砂の影響は、雨でだいぶ緩和されるのではないでしょうか、、、
で、昨日帰宅していたら、CDが届いておりました。ん~頼んでおいたかしらんとか言いながら、開けてみるとこれだった。
ラルフ・タウナーの新譜「アト・ファースト・ライト」でありました。
ああ、思い出した思い出した。過日紹介したエンリコピアラネンツィの新譜と併せて頼んだのでした。しかし、この盤、4月リリース予定だったので、予約というかたちで購入したのでした。ということで本盤のことをすっけり忘れていたのだけど、昨日到着したという次第。
ラルフ・タウナーって、コアなファンしかご存知ないかもしれないけれど、アメリカのジャズバンド「オレゴン」のギター担当でリーダでしたか。
オレゴンは、ふつ~のジャズっていう感じではなくて、ちょっとパットメセニーみたいな神秘的・幻想的な世界観を持つバンドで、録音レーベルもECMと言うと、あああんな感じ~とわかっていただける向きも少なくないのではないかしらん。
オレゴンであたしが一番好きな盤は、これ
「クロッシング」。この盤、もう40年ほど前にもので、もちろんアナログでもってます。これもちょっと神秘的かつ民族的かつと言ったオレゴン独特の音楽で、、、とても良いです。
あと、これはCD2枚組の盤「ライブインモスクワ」。
モスクワのオーケストラと共演したものだけど、これも、オーケストラが加わることで、オレゴンの世界が静かだけど、広がった感があってすばらしい。
オレゴンの動画も多数上がっているみたいなので、興味の向きは是非チエックしてみてください。
オレゴンの柱は、やっぱりラルフ・タウナーだと思うな。ギターはもちろんだけど、彼のピアノもすごく美しい。
さて、今回の新譜は、全編ギターソロ。タウナーらしい、ゆったりとした中に、ちょっと神秘的な独特のハーモニーでもって、こころをこめて弾いておられます。この人だけにしかできない音楽っていう感じがします。
こう静かな月夜に、草原に座りながら、一人聞きたい音楽というか、、そんな音楽だな、、
さて、今日は終日雨みたいです、、
こういう日は、早引きして、アナログでむか~しのジャズを聞きたいなあ、、